2024年6月14日付けの日経新聞に「分譲マンション賃料0.2%安 5月東京23区 下落は7カ月ぶり」との記事が載りました。内容は下記の通りです。
- 東京23区は前月比0.2%安い、4,306円/1平方メートル
- 東京都は0.3%安い、4,179円/1平方メートル
- 下落理由は相場を多少下げる物件が含まれていたため
- 5月は小幅に下がったが頭打ちとは捉えていない
- 所得が伸びていない今は家賃に比重を置く家庭は少なく、賃料の伸びは緩やかにアップする
- ちなみに神奈川県は前月比2.6%(2,948円/1平方メートル)、埼玉県は4.2%(2,093円/1平方メートル)上昇
4月には東京23区の中古マンション価格が下落しましたが、マンション賃料も下落となると上昇トレンドは終わったかのように感じますよね。しかし、日経新聞によると上昇トレンドは終わっていないようです。
中古マンション価格の上昇で賃貸へ流れ、賃料も上昇していましたが、4月・5月と中古マンション価格も賃料も落ち着きを見せはじめました。今後、緩やかに上昇していくのは一部人気エリアとその周辺エリア、通勤圏内の郊外とみられ、中長期で考えると、その他の地域は人口減少で価格・賃料ともに下落すると予想しています(今の不安定な経済で多少の上下はあると思いますが)。
賃貸需要を含め、資産として家を持つなら「人気エリア」「人気エリアの周辺エリア」「首都圏の通勤圏内の郊外」しか選択肢はありません。タワマンマニアでは「人気エリアの周辺エリア(中央区・江東区)」を推しており、タワーマンションの情報を発信しております。東京のマンション市場が気になる方はぜひ、ブックマークをお願いします!