タワーマンションのエレベーターは案外混雑なし!東京人気エリアの実態

エレベーターロビーの写真
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忙しい毎日を送る私たちにとって、タワーマンションのエレベーターの混雑は大きな関心事。ですが、人気エリア(豊洲・勝どき・晴海など)のタワーマンションでは、エレベーターが意外とスムーズに機能していることが多いのです。今回は、そんなタワーマンションでのエレベーター利用の実態と、どのような工夫がされているのか掘り下げてみました。

目次

タワーマンションのエレベーター待ち時間は思う程ない

「タワーマンション=エレベーター待ち」というイメージが強いですが、実際には最新の技術が導入され、忙しい朝の時間帯でもスムーズに動いていることが多いです。特に子育て中のママには、このスムーズさがとても助かります。どのようなシステムが導入されているのか、見ていきましょう。

最新タワーマンションのエレベーター

最新のタワーマンションでは、エレベーターの効率を最大限に高めるために、いくつかの高度な技術が取り入れられています。

例えば、低層階・中層階・高層階ごとに停止階が決められたエレベーターを導入しているのが代表的で、各階に停止して混雑するのを防いでくれます。40階建ての場合、低層階(19階まで)・中層階(20階~29階)・高層階(30階~40階)のように止まる区間が異なるのです。

階層ごとに分かれていれば利用人数も自ずと減りますので、満員で乗れないことは少ないですね。

さらに、利用者がエレベーターホールの操作パネルで目的階を事前に入力することで、最適なエレベーターを割り当ててくれるデスティネーションコールシステムも登場しました。デスティネーションコールシステムは、エレベーターの停止階数を減少させ、全体の運行効率を向上させてくれています。

高層階のエレベーター移動時間

タワーマンションのエレベーターの所要時間は、そのエレベーターの速度や、途中で停止する階数によって異なります。一般的なタワーマンションのエレベーターは、速度が毎秒約2.5メートルから3.5メートル程度。
40階建ての場合、停止しない直行運転と仮定すると、50秒~1分程度かかります。他の階で停止した場合、停止した回数ごとにプラス10~20秒です。

思ったほど時間はかかっていませんよね!

通勤・通学時間帯の待ち時間

タワーマンションのエレベーターは高速で早いとはいえ、通勤・通学の利用時間帯はタイミングによって待ち時間が発生します。

エレベーターが行って帰ってくる待ち時間は数分くらい。住む階数によってエレベーターの到着時間は多少変わりますので一概には言えませんが、待ち時間は2分~5分、最大で10分見積もっておくとよいかと思います。

タワーマンションのエレベーターホールは待ち時間を感じさせない工夫を凝らしており、ソファや無料のWi-Fi、カフェスペースを設けるところもあるんですよ。

待ち時間を感じさせない工夫はうれしいですね!

タワーマンションのエレベーターの安全性について

タワーマンションのエレベーターは、一般に高い安全基準に基づいて設計されており、日本国内では特に厳しい法的規制と定期的な保守点検が義務付けられています。

エレベーターは定期的に専門技術者による詳細な検査を受けており、最適な状態が常に保たれています。また、ご存じとは思いますが、エレベーター内には通常、緊急通報ボタンが設置され、何か問題が発生した場合には速やかに救助を求めることが可能です。
加えて、エレベーターが許容重量を超えて使用されると自動的に警告を発する過負荷防止システムも安全な運用を促してくれています。

最新のタワーマンションでは、地震発生時にエレベーターが安全な階へ迅速に移動し停止する地震センサーや、停電時にも作動する非常用電源などの安全機能が標準装備され、これら複数の安全装置とシステムが組み込まれているタワーマンションのエレベーターは安全と言えるでしょう。

タワーマンションの安全性について知りたい方は下記記事をご覧ください。

タワーマンションのエレベーター待ち時間が気になる場合は事前確認を

人気エリアのタワーマンションのエレベーターは、現代の技術によって快適な利用が可能となっています。しかし、どうしてもエレベーターで待ちたくない方は、コンシェルジュに混みあう時間帯を聞いておくとよいでしょう。時間をずらして出勤・通学するのも1つの手ですので、検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、ごみ捨ては各階にゴミステーションがあるので、エレベーターで1階まで下りる必要はありませんよ!

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