タワマンの駐車場は全住戸の半分もない!駐車場も物件選びの重要ポイント

タワマンの駐車場は全住戸の半分もない!駐車場も物件選びの重要ポイント
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タワマンションの魅力といえば、その利便性と眺望の良さですが、住む際に意外と見落とされがちなのが「駐車場問題」です。特にタワマンは都市部に立地することが多く、限られた敷地面積の中で大規模な居住空間を提供するため、駐車スペースが少なくなることがよくあります。

本記事では、タワマンの駐車場空き状況の確認方法、料金相場、駐車場タイプと注意点についてまとめました。

目次

タワマンの駐車場の空き状況を確認する方法

駐車場の空き状況は、物件の管理会社や不動産会社を通じて確認するのが一般的です。タワマンの駐車場は、全住戸分が確保されていないことが多く、入居時点で空きがないこともよくあります。そのため、駐車場の空き状況を確認する際には、次のようなポイントに注意しましょう。

タワマンは、全住戸の1/3~1/2弱の駐車場を用意している場合がほとんどです。利便性のよい地域にあるため、車を使わない人がいる一方、通勤で車が必要な人もいます。
今、生活で車を必要としていなくても、家族構成が変わったり、転職で車通勤となる可能性もありますので物件購入前に駐車場の空き状況は確認しておきましょう!

タワマンの駐車場は空きがない場合が多く、空きが出ると下記の対応が取られます。

抽選方式

駐車場の契約が抽選で決まる場合があります。入居希望者が多い人気物件では、駐車場の利用権を抽選で獲得することになるため、車をひんぱんに使う場合は注意が必要です。

待機リスト

空きがない場合でも、待機リストに登録することで、空きが出た際に優先的に契約できることもあります。管理会社に待機リストの仕組みがあるか確認することが重要です。

駐車場が限られているタワーマンションでは、入居前に駐車場を確保しておくことが住民にとって大きな安心材料となります。特に家族で車を日常的に利用している場合や、今後車を購入予定の人にとっては、駐車場が確保できないと大きな不便を感じるでしょう。

また、駐車場を確保できない場合、近隣の月極駐車場を利用する必要がありますが、都心部では近隣の駐車場も限られており、料金も高額になることが多いです。結果的に、駐車場の確保に失敗すると、車を使用する頻度が減るか、毎回の駐車が手間になる可能性があります。

タワマンの駐車場の月額料金相場

タワマンの駐車場料金は、物件やエリアによって異なりますが、月額で2万円から5万円程度が一般的です。特に都心部では、駐車場の需要が高く、これに伴い料金も高額になります。例えば、東京都心部の高級タワマンでは、月額5万円以上の駐車場料金が発生することもあります。

さらに、駐車場のタイプによっても料金が異なります。例えば、自走式駐車場は利便性が高いことから、機械式駐車場よりもやや高額になる傾向にあります。

そして、駐車場の利用には、月額の利用料金に加えて、メンテナンス費用や維持費がかかる場合があります。特に機械式駐車場の場合、定期的なメンテナンスが必要となり、その費用が修繕積立金として全住民に負担されることが一般的です。

タワマンの駐車場タイプと注意点

タワマンの駐車場には、主に「機械式駐車場」と「自走式駐車場」の2種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらがより適しているかは住民のライフスタイルや車の利用頻度に大きく左右されます。

機械式駐車場と自走式駐車場の特徴

機械式駐車場はスペースを効率的に利用できるため、敷地面積が限られているタワマンには非常に適しています。しかし、車の出し入れに時間がかかることが多く、利用の頻度が高い人にはやや不便に感じられるかもしれません。また、メンテナンスが必要になることがあり、そのための追加コストが発生することもあります。

一方で、自走式駐車場は、住民が自分で車を駐車スペースまで運転して出し入れができるため、非常に便利です。特に、車を日常的に使う人や、家族でひんぱんに外出する人にとっては、自走式駐車場の方がストレスなく利用できるでしょう。ただし、敷地面積が広く必要なため、都心部のタワマンではあまり見られません。

車高制限やサイズ制限についての注意点

機械式駐車場には車高や車幅、全長に制限があることが多いです。特に大型のSUVや、全高が高い車は駐車できない場合があるため、車を所有している人は事前に駐車場の制限を確認することが非常に重要です。

今人気のRV車も、ほとんどの普通車区画駐車場(上限155mm)に入らない可能性があります。

一部のタワマンでは、特定の車両に対応する機械式駐車場(ハイルーフ車区画)を備えている場合もありますが、普通車区画は制限が厳しいため、利用できない車を購入してしまうと後悔することになります。

ハイルーフ車区画は人気なので、競争率が高くなります。

電気自動車用充電設備の有無

電気自動車(EV)の普及が進む中、EV専用の充電設備を備えた駐車場があるかどうかは、特に今後の生活を見据えた重要なポイントです。

EVを所有している、あるいは購入予定がある場合は、タワマンの駐車場に充電設備があるかどうかを事前に確認しておきましょう。

まとめ

タワマンに住む際、駐車場の問題は見逃せない重要なポイントです。特に都市部では駐車スペースが限られているため、駐車場の空き状況や料金、タイプ(機械式・自走式)、車高制限、EV充電設備の有無など、事前にしっかり確認することが大切です。

駐車場が確保できない場合や車両が駐車場の制限に合わない場合、生活の利便性に影響を及ぼす可能性があります。物件選びの際には、駐車場もチェックしておきましょう。

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