タワマンのコンシェルジュはホテルのようなサービスを提供し、快適な住まいを実現してくれます。この記事では、コンシェルジュの具体的な役割や提供するサービス、そしてコンシェルジュがどのように日常生活を豊かにするのかなど、メリットデメリットも含め詳しく説明します。
タワマンのコンシェルジュは快適な生活を提供する専門職
コンシェルジュは、ホテルライクな生活をする上では欠かせない存在です。コンシェルジュの役割はさまざまで、共用設備の予約や備品の貸し出しなどを行います。コンシェルジュと似た存在に管理人がありますが、管理人は物件の運営管理、維持修繕、清掃、ゴミ出しの管理など、物件の運営に関わる業務を担当しています。
コンシェルジュは住民の生活の質の向上を、管理人は物件そのものの運営を行い、ともに住民の生活を支える役割があります。
タワマンのコンシェルジュが提供するサービス一例
コンシェルジュが提供するサービスの一例は下記の通りです。タワマンによって提供するサービスはさまざまですので、マンション購入予定の方はコンシェルジュで何ができるのか事前に確かめておくとよいでしょう。
- コピーをとってくれる
- 電球やはがき、切手の購入ができる
- レンタル自転車の貸し出しをしてくれる
- クリーニングの取り次ぎをしてくれる
- タクシー、レンタカーを手配してくれる
- 共用設備の予約管理をしてくれる
- 脚立や工具といった備品の貸し出しをしてくれる
など
電球切れだけのために買い物に出るのは面倒なんですよね。共働きで子育てしていると、なおさら買い物に出る時間が惜しいから、ロビーで電球を買えるのは助かっています!
コンシェルジュの対応時間
朝8時から夕方18時、朝8時から夜22時までと契約形態で変わります。
私のマンションでは、2名のコンシェルジュが朝から夕方まで対応してくれています。もし、対応時間外に用事があれば、警備員さんが対応してくれますね。
大規模なマンションなので、24時間誰かがロビーにいる状態です。
タワマンにコンシェルジュを配置するメリット・デメリット
コンシェルジュは、痒い所に手が届くサービスが多く、日常生活の中でのちょっとした困りごとを解決してくれるメリットがあります。そのほか、人の目があることから防犯になったり、親の目が届かないところでの子どものトラブル防止になったりと、目には見えない形で貢献してくれています。
海外の方は道案内で利用することもできますしね。
生活の質向上というメリットがある反面、管理費が高くなってしまうデメリットもあります。コンシェルジュを利用しない住民にとってはコストでしかなく、廃止を訴える人も少なからずいるのが現状です。
タワマンにコンシェルジュが必要かどうかは人それぞれ
タワマンにコンシェルジュが必要かどうかは、その人が求める生活スタイルや価値観によるところが大きいようです。コンシェルジュは日常生活を豊かにし、多くの便利なサービスを提供しますが、一定の費用が伴います。
したがって、価値を感じる人にとってコンシェルジュは有用なものとなりますが、コストを理由に必要を感じない人もいます。コンシェルジュがいるマンションを選ぶかどうかは、自身の生活スタイルを振り返ったり防犯面を考えたりしてみましょう。